2018年8月中旬
山梨県北杜市にある、『みずがき山 森の農園キャンプ場』に行ってきました。
瑞牆山(みずがきやま)は日本百名山の一つで、以前登山の雑誌などで見た時に、そのカッコいい岩山が印象に残っていたのですが、その麓に採れたての野菜が楽しめるキャンプ場があると知り、今回初めて行ってみました。
キャンプ場の場所は以前訪れた、同じ北杜市の明野にある、『キャンピカ明野ふれあいの里』から、さらに山奥に行った所にありました。
キャンピカ明野ふれあいの里の記事はコチラ↓
明野では毎年サンフラワーフェスと言って、60万本のひまわりの絶景が楽しめるイベントが開催されているのですが、キャンプ場に向かう途中にも立派なひまわり畑があったので、車をとめてパチリ。
青空と夏らしい大きな雲にひまわりが映えますね。
明野サンフラワーフェスに興味がある方はコチラ↓
『みずがき山 森の農園キャンプ場』は白樺に囲まれた美しいサイトに美味しい野菜、夜は満点の星空が楽しめて、とっても素敵なキャンプ場でした。
『みずがき山 森の農園キャンプ場』までのアクセス
キャンプ場は中央自動車道の須玉ICから車で40分ほどの所にあります。
山奥にあるキャンプ場なので、最後の10分ぐらいは、こんな感じの林道を走ります。
しばらくすると、キャンプ場の入口の看板が現れるのですが、事前に調べた情報によると、ここから最後の500mほどが、凸凹の未舗装路で辿り着くのが大変だったと言う書き込みが目立ちました。
キャンプ場の上部にある「みずがき山自然公園」まで行って、そこから下るのがおススメとの書き込みもあったのですが、試しにこの未舗装路を登ってみることにしました。
雨の時に、斜面を流れる水を排水する為だと思うのですが、途中には土を盛って溝を作っている箇所が何ヵ所かあって、たしかにデコボコ道と言えばそうなのですが、キャンプをやっていれば、たまに出くわすレベルの道なので、慎重に運転すればそれほど問題のない上り坂でした。
もちろん我が家のFF車のミニバンでも、全く問題なく坂を登り切ってキャンプ場に到着出来ました。
『みずがき山森の農園キャンプ場』の紹介
こちらがキャンプ場の管理棟です。
テントサイトの利用料は以下の通り。
サイト料 ・・・ 2,000円(車代込)
大人 一人 ・・・ 800円
子供 一人 ・・・ 500円(3歳以上)
環境保全料 ・・・ 500円
チェックイン ・・・ 13:00~
チェックアウト ・・・ 11:00
受付時に燃えるごみと燃えないごみの指定袋を各1袋ずつ、生ごみはサイトの所々に設置されたポリバケツに捨てることが出来るので、ほとんどのごみを捨てて帰ることが出来ました。
管理棟では採れたての野菜を、安く購入することも出来ます。
農業体験も出来るようなので申し込もうと思ったのですが、この日は平日で土日のみしかやっていないとの事でした。
農業体験が出来ると思って、途中寄り道をせずに来ただけに、ちょっと残念でしたが、台風接近中で、天気を見ながら前日に急遽予約をした為、こちらの確認不足です。
管理棟では、燃料などの消耗品の他に、お菓子やビールなども買うことが出来るようです。
次は薪の購入について。
楢薪は、某高規格キャンプ場並みのお値段でした。
この日は写真に写っている、「燃えるの簡単薪」しか在庫が無かったで、とりあえず一束だけ購入しました。
薪と言うよりは、製材所の廃材って感じの細さです。
しかしこのキャンプ場の標高は1467mで、夜はそれなりに冷え込むと思うので、薪はあった方が良いと思います。
管理棟の後ろには、瑞牆山がチラッと見えます。
翌朝にもっと遠くから撮った写真↓
このキャンプ場を拠点にして、この瑞牆山に登りに来る人も多いみたいです。
こんなゴツゴツした岩山なのに、調べてみると5歳から登れると言う情報もあるので、そのうち長男と挑戦してみようかな?
この日は管理棟から一番近い、Aサイトを予約していたのですが、平日で他の利用者がほとんど居なかったので、「どこでも好きなところを選んで設営して下さい」と言ってもらえました。
今回は管理棟やトイレにも近くて、比較的広めの7番サイトを利用しました。
信州とか山梨の長野寄りのキャンプ場に来ると、白樺の木が多くて、サイトの雰囲気がグッと良くなりますね。
管理棟がキャンプ場の上部にあって、テントサイトはそこから斜面に沿って段々畑のように配置されていました。
テントサイトは全部で30サイトほどでしたが、サイトとサイトの間隔が広めなので、周りが気になることもなさそうです。
テントサイトには所々に水場が設けてあるので、静かに過ごしたい場合は、奥まった場所を確保するのが良いと思います。
ただテントサイトにはトイレが一ヶ所しかないので、あまり離れた所を確保すると、トイレに行くのが大変かも知れません。
場内の所々に小川が流れていて、覗いてみるとオタマジャクシが沢山いました。
キャンプ場の入口の付近には、少しだけ水遊びが出来そうな所もありました。
管理棟の奥にはバンガローもあります。
こちらも白樺の森に囲まれていて、ロケーションは最高ですね。
こちらが管理棟からも近い、一番大きな炊事場。
清掃も行き届いていて、サイトの数に対して、シンクの数も充分だと思います。
嬉しいことに、奥の二か所だけは給湯器付きでお湯も出ます。
標高が高くて夜は冷え込んだので、夏でもお湯が使えるのは非常に助かりました。
炊事場の向かいに、生ごみが捨てられるポリバケツに、炭と灰を捨てる場所がありました。
炭捨て場は地面に穴を掘っただけのものでしたが、炭や灰と一緒にアルミホイルなども大量に捨てられていて、利用者のマナーの悪さが目立ちました。
こちらはトイレです。
キャンプ場にしては珍しく、土足厳禁にのトイレです。
土足厳禁のおかげか、中も清掃が行き届いていて非常にキレイでしたが、小さな子供連れの我が家にとっては、毎回子供の靴を脱がせて、トイレが終わったらまた靴を履かせてと、なかなか大変でした。
男性用は洋式が一ヶ所に和式が三ヶ所で設備は新しくてキレイでしたが、建物が古いせいか風向きによっては少し臭いが気になる時がありました。
夜は満点の星空が楽しめます
何といっても凄かったのが、夜の星空です。
この日は満月に近かったので月明かりも強めで、うっすらと雲がかかる天気でしたが、それでもこの星の数です。
三脚を持ってくれば、瑞牆山と星空をセットで撮影出来たかも知れませんね。
星空撮影はやったことが無かったので、スマホで星空撮影のやり方を検索しながら撮影しました。
便利な世の中になったものです。
↑ISO320、F3.5、シャッタースピード30秒に設定した上でセルフタイマーを使って撮影。
三脚が無かったので、岩の上にカメラを置いています(汗)
今回のキャンプで、星空撮影にハマりそうな予感がします。
長くなったので、キャンプの様子はまた次回。
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