2020年3月
『御殿場 まるびキャンプ場』へ今年初となるキャンプに行ってきました。
今回は、初売りセールで買ったランドロックの初設営という重大な任務があり、前日にランドロックの設営動画を見て、入念に予習をしておきました。 笑
御殿場まるびキャンプ場の場所
『御殿場まるびキャンプ場』は東名高速道路の御殿場インターから約20分と、アクセス良い場所にあります。
また、途中にグネグネ道もなく、乗り物酔いの心配もありません。(←最近家族の車酔いが激しく、ぐねぐねカーブの有無は、我が家のキャンプ場選びの重要ポイントとなっています・・)
御殿場インターを降りると、目の前にでっかい富士山が現れました。
快晴の中、富士山に向かってのドライブは気持ち良いですね!
御殿場まるびキャンプ場を選んだ理由
急遽3連休に休みが取れ、キャンプ場を探し始めたのですが、まだ3月なのにネットで予約出来るキャンプ場はどこもいっぱい!
探した中で唯一空き状況が確認できる所は、『西湖キャンプ・ビレッジノーム』のフリーサイトでした。
しかし、冬キャンプの装備がまだまだ不十分な我が家。標高約900メートルに位置する西湖はちょっと寒さに不安があります。
もう少し標高が低くて、アクセスが良い所ということで御殿場付近を探し始めました。
御殿場のキャンプ場もどこもいっぱいでしたが、3月オープンの『まるびキャンプ場』(標高約600メートル)は、連日電話が繋がらず、3日ぐらい前にようやく電話が繋がると奇跡的に予約できました。
恐らく、予約の受付が電話のみという事と、オープン日が未確定だったため、タイミング良く予約することが出来たのかと思います。
御殿場まるびキャンプ場へ
3連休初日に荷造り、食事の仕込みを済ませ、連休2日目の8時過ぎに自宅を出発。
チェックイン時間は13時で、自宅からは車で1時間半ぐらいの距離なので、だいぶ早い出発なのですが、特に連休中の御殿場は10時近くになると御殿場アウトレット渋滞が発生するので、その前に到着する計画です。
キャンプ場の目の前の樹空の森へ
途中ガソリンを入れたり、少しだけ買い出しをしたりしましたが、渋滞もなく9時過ぎに到着。
自宅から1時間半で行けるとは、非常にアクセスの良いキャンプ場です。
まだキャンプ場には入れないので、キャンプ場のすぐ目の前にある「富士山樹空の森」へ。(第二駐車場が便利でした)
チェックイン時間の13時まで、公園で子供達を思いっきり遊ばせる作戦です。
この『富士山樹空の森』は、駐車場も入園料も無料ながら、木製のアスレチックやバランスボールのトランポリン、それに長いローラー滑り台など、遊具が充実していて子供達は夢中になって遊んでいました。
またバックに富士山がドーンと構えているのもお勧めのポイントです。
子供達はよっぽど楽しかったのか、ずっと走り回っていて、これなら夜も早めに寝てくれそうです。
キャンプ場にチェックイン
子供達が遊び疲れて来たので、12時少し前に樹空の森の目の前にあるキャンプ場まで歩いて行き、管理人さんに早めにチェックイン出来るか聞いてみた所、「もう入ってもらっても良いですよ」と言って頂いたので、予定より1時間ぐらい早くチェックインする事が出来ました。
こちらが管理棟。(売店などはありません)
利用料は、大人2人+子供2人で5,500円 でした。
オートキャンプ 5,000円(税別)
・大人2人+子供2人
・大人3人
(大人1人追加 +¥1,000)
(小人1人追加 +¥500)
(車1台追加 +¥500)
チェックイン : 13:00
チェックアウト: 11:00
初めての利用だと伝えると、管理人さんがとても丁寧に、場内の設備やルール、それに近くの温泉などについて説明してくれました。
また温泉の割引券も頂きました。
キャンプ場の入口部分から全体を見た所。
全面区画サイトですが、高低差がありプライベート感があります。
テントサイト
ただ、、早くチェックインしたのが良くなかったのか、他のサイトは既に満員だったのか、案内されたのは少し離れた、左手奥のグループ用のサイト。
フェンスが・・
奥にもサイト番号があり、このスペースに3サイトなので、テントと車をどう配置しようか悩みました。
事前にチェックした情報によると、まるびキャンプ場は、サイトはそんなに広くはないものの、区画が木の柵と木々で区切られているので、隣のサイトはさほど気にならないという口コミが多く、ランドロックの初設営にちょうど良いと思ったのですが、Fサイトはグループキャンプ用のサイトで隣との仕切りはなく、フェンスに囲まれていたのはロケーション的にちょっと残念でした。
でも、今回はツールームテントの室内にこもっているキャンプだったので、室内に居れば眺望はあまり関係ないとも思いました。(今までのアメニティドーム+タープだと、かなり残念な感じだったかも)
ランドロックの初設営
三角形のサイトですぐ隣にフェンスが設置されていると言う、少し設営しにくい立地でしたが、いよいよランドロックの設営に挑みます。
収納袋から取り出し幕体を広げてみて、今まで使っていたアメニティドームとの大きさの違いにかなり戸惑い、とりあえず撮影してみた図。
お隣は家族皆さんでツールームテントを設営していましたが、嫁と子供達は場内の散歩に行ってしまったので、私一人で悪戦苦闘しながらの設営・・
それでも予習のおかげ!?でなんとか設置。
張った感想は、「デカイ!」
張り綱なども含めるとかなりの面積が必要なので、狭い区画サイトや密集したフリーサイトなどでは、かなり気を遣いそうな感じです。
ただ今回はキャンプ場がほぼ満サイトだったものの、広い室内のおかげで周りを気にせずに快適に楽しむ事が出来ました。
御殿場まるびキャンプ場の施設
設営が終った所で、軽く場内を散策。
管理棟のすぐ横にはゴミ捨て場もあり、きちんと分別すればほとんどのゴミは捨てる事が出来ます。
ゴミ捨て場の向かいにはソフトドリンクの自動販売機と炊事場。
シンクはとてもキレイで、一ヶ所だけお湯も使えましたが、この日は混んでいたので、お湯の出る所はなかなか使えるチャンスがなかったです。
こちらはトイレの建物。
男女それぞれに、和式2、和式に洋式の便座を被せたようなのが1つありました。
トイレの横にはペグや焚火台を洗える流し台もありました。
この他にも灰捨て場などもあります。
こちらは自分のサイトから上部のサイトを見た所。
キャンプ場全体が段々畑のようになっています。
設営後はのんびりとおやつ&コーヒータイムを楽しみ、夕食前に子供達を連れて再び樹空の森へ。
子供達はフラフラになるまで遊んでいました。
夕食は家で仕込んで来た熱々おでん
夕方になると冷え込んで来たので、ランドロックの中に籠って、家から持って来た熱々のおでんを食べました。
牛すじ+鰹節+昆布で出汁を取った特製おでんです。
おでんは前日に仕込み、当日の朝、一度火入れ後、シャトルシェフに入れてきたのですが、この冬の時期でも夕方まで熱々でした。
今回は、ランドロックの設営で片付けなども時間が掛かりそうだったので、あえて炭は熾さないメニューを考えましたが、寒い時期に外で炭を熾して子供達を待たせるよりはこっちの方がよかったかも知れません。
食後は御胎内温泉へ
食後は樹空の森と同じ敷地内にある、御胎内温泉に行ってきました。
利用料は1時間と3時間で選べたのですが、食事などをしないのであれば、1時間で充分だと思います。
利用料
大人(土日祝) 60分 700円
小人(土日祝) 60分 350円
キャンプ場でもらえる割引券は、3時間利用の場合、平日料金で利用できます。(60分利用の場合は割引なし)
御胎内温泉は、内湯も露天風呂も広く、サウナなども付いていてとてもゆっくり出来ました。
何よりも、露天風呂から富士山が拝めるのは最高です。
お湯も熱すぎず、5歳の長男も一緒にゆっくり温泉を楽しめました。
お楽しみの焚火タイム
温泉から帰ると、昼間に思いっきり遊んだ子供達はすぐに寝てしまったので、大人だけで外に出て焚火を楽しみました。
外はかなり冷え込みましたが、温泉でしっかりと温まってきたので、心地よかったです。
晴れていたので星空も楽しめました。
焚火とランタンに照らされたランドロックも良い感じです。
幕内と外の気温の差
今回、ランドロックの初使用となった訳ですが、そもそもランドロックを買った理由と言うのが、真冬にもキャンプに行きたいと思ったから。
そこで今回は、温度計で時間による温度の変化を記録してみました。
まずは一番気温が高かったお昼の3時前の気温。
14:57
外気温30.5℃ 幕内24.1℃
外気温についてはセンサーをランドロックのスカートの上に置いていたため、異常に高くなっていたようですが、実際には日差しがあると、幕内は外よりもかなり暖かいです。
16:46
外気未確認 幕内16.3℃
日差しがあると外気温が正しく計れなかったので、一度センサーを外しましたが、夕方になると、わずか1時間半ほどでかなり冷え込んで来ました。
22:13
外気温3.6℃ 幕内9.0℃
寝る前の22時過ぎには気温は一気に一桁台に。
と言うより、あとちょっとで氷点下です。
3:13
外気温1.7℃ 幕内7.3℃
これがこの日確認出来た最低気温となりました。外はあと少しで氷点下と言う所まで気温が下がり、想定していたよりも寒くなったのですが、今回は寝袋とは別に家で使っている羽毛布団なども持って来ていたので、寒さを感じる事無く眠る事が出来ました。
幕内は外よりも5~6℃ほど高いって感じですかね。
ただ今回はとても風が強かったので、これがアメニティドームのようなスカート無しタイプのテントだったら、すきま風が凄くて寒くて眠れなかったかも知れません。
6:00
外気温2.2℃ 幕内6.1℃
朝一で外に出ると車の屋根は凍っていました。
朝もかなり冷え込みましたが、この時期なら暖房器具無しでもなんとか過ごせる事がわかりました。
翌朝の朝食
朝食は、昨日のおでんの残りにうどん玉を入れて、温かいうどんを作りました。
今回は家でしっかりと準備してきたので、調理は全てシングルバーナー1つで済ませました。
本来は炭火でBBQをやりたい派なのですが、冬キャンプでの温かメニューもこの時期の醍醐味かも知れませんね。
8:19
外気温12.9℃ 幕内15.0℃
太陽が出てくると一気に気温が上がってきました。
やっぱり太陽の力は偉大です。
再び樹空の森と撤収
嫁と子供達は朝9時の『樹空の森』の開園に合わせて、公園に遊びに行ってしまったので、私は残ってまたまた一人でせっせと撤収作業です。
ランドロックの撤収は、大きくてかなり大変でしたが、一人でもなんとかできそうです。
ただ、幕内の結露が酷く、ゆっくり乾かしながら片付けをしたせいで、かなり時間がかかり、11時を少し過ぎてのチェックアウトとなってしまいました。
まとめ
今回はキャンプ場から歩いて行ける、すぐ目の前に大きな公園があり、子供は時間があれば遊びに行けて、とても楽しそうでした。
それに歩いて行ける距離に立派な温泉もあり、周辺環境はとても素晴らしかったです。
寝る時の装備
今回のキャンプにあたり、子供用にコールマンのシュラフを2つ買い足しました。4℃対応ですが、この中にすっぽり入り、羽毛布団と湯たんぽを仕込むと、途中で子供が熱くて脱出するぐらいの暖かさでした。
●湯たんぽ
●寝袋(子供用)4℃対応
● 大人寝袋