2021年7月
連休を利用して、宮城県へ観光&キャンプに行ってきました。
片道400kmを超える今までで一番の遠征キャンプ、そして東北地方では初のキャンプとなりましたが、圧倒的な自然、驚くほど広大なキャンプフィールド、そして美味しいグルメなど、すっかり虜となってしまいました。
今回はそんな東北キャンプの模様をお伝えします。
国営キャンプ場 エコキャンプみちのく
今回の2泊3日の宮城旅行で、拠点に選んだのは、東北地方では唯一の国営キャンプ場となる『エコキャンプみちのく』です。
宮城のキャンプ場は全く未知の世界だったので、ひとまず観光予定である仙台からのアクセスの良さと、口コミや予約サイトの人気キャンプ場を調べてみて、この「エコキャンプみちのく」が候補にあがりました。
しかし、大人気のキャンプ場に加え、4連休の真っ只中、連休は全て満サイトでした。
そこで、キャンセル料がかからない8日前に朝から嫁が予約サイトの空きをチェックし続け、電源サイトCサイトを無事2日間押さえることができました。
エコキャンプみちのくは広大な敷地の中に、電源サイトが大きさ別にAサイト(12人用 300㎡ 15サイト)、Bサイト(8人用 200㎡ 21サイト)、Cサイト(6人用 150㎡ 25サイト)、そしてフリーサイト(80サイト)が用意されており、なんとなく真ん中の大きさのBサイトを狙っていましたが、よく考えてみたら、一番狭いCサイトでも 150㎡あり、普段利用している関東のキャンプ場からしたら充分過ぎる程の広さでした。
エコキャンプみちのく 1日目
仙台に9時前に到着できるよう、自宅を早朝3時半に出発。
伊達政宗公ゆかりの地を観光したり、牛タンを楽しみました。
↓ こちらにアップしました。
www.ark-treasure.com
↓ とても美味しかった牛タン。
お腹いっぱいになったところで、仙台市から一時間ぐらいの場所にある、「エコキャンプみちのく」へ向かいました。
キャンプ場のチェックイン時間は14:00ですが、前日の利用状況などにより、早めのチェックインが出来る場合もあり、当日の10時過ぎにWebサイトのお知らせに掲載されます。
(この日も観光の合間にWebサイトをチェックすると、12時からチェックイン可能となっていたので、早めにチェックインを済ませました。)
エコキャンプみちのく
エコキャンプみちのくは、「国営みちのく杜の湖畔公園」の中にあるキャンプ場で、通常は、湖畔公園内に入るのに入場料がかかりますが、キャンプ場の宿泊者は駐車場代と入園料が無料となります。
公園の入り口から、しばらく車を走らせると、係のおじさんが居るゲートがあり、キャンプ場の利用者であることを伝えると、利用者名簿を確認後、通して貰えます。
普通、ゲートを過ぎたらすぐに管理棟が見えるかと思うのですが、なんと、ゲートから管理棟までは更に1.5キロありました。
どんだけ広いねん!
こちらがエコキャンプみちのくの管理棟です。
連休中で満サイトということもあり、受付には続々と利用者がやって来ていましたが、大人数のスタッフが複数の窓口で対応してくれたので、受付も非常にスムーズでした。
そして一通り説明を聞き、指定されたサイトに車で移動しました。
エコキャンプみちのく 電源サイトC
こちらが今回予約した、電源サイトCです。
ひ、広い!!
専用の駐車場に、2ルームテントが余裕で4張ぐらい出来そうな広大なサイトなのに、キャンプ場で一番狭い区分とは!
テントにタープ、それに奥にハンモックを設置しても、まだまだ余裕があります。
想像してい2倍、いや3倍以上の広さです。
満サイトでお隣も居たのですが、隣のサイトとの距離もあり、周りが全く気になりませんでした。
4人家族の我が家には充分どころか、なんなら3家族ぐらいでも余裕で利用出来そうです。
これで料金は、2泊で8,740円。
東北の人達って、いつもこんな恵まれた環境でキャンプしているんですか?
ちなみに、このエコキャンプみちのくでは、サイトからはみ出さない限り、テントの張り数に上限はなく追加料金もかからないようです。
また電源付きサイトだったのですが、利用したい場合だけ1日510円の料金を払い、電源ボックスの鍵を受け取るシステムで、電源を使わない場合は電源使用料は取られませんでした。
エコキャンプみちのく 電源サイトC 料金
・電源Cサイト 3,150円×2日=6,300円
・施設使用料(2日券)
大人:1,100円×2名
小人:120円×1名
幼児:無料
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合計 8,740円
エコキャンプみちのくの場内
このエコキャンプみちのくは東北地方唯一の国営キャンプ場と言うことで、スタッフの方も多く、設備も非常に充実していました。
こちらがキャンプ場の場内マップ。
このきれいに舗装された通路に沿って、広々としたサイトが点在しています。
奥まで行くと、管理棟まで非常に遠くなるので、常連らしき方々は、自転車や電動キックボードなどを持ち込んで移動していました。
こちらはトイレ兼シャワー室の建物。
コテージかと思うようなキレイで立派なこのトイレが、何か所もありました。
しかも、トイレの出入り口は自動ドア!
もちろんトイレもピカピカでした。
シャワーも綺麗です。
こちらが我が家が利用していた炊事場(手前)とトイレ(奥)です。
炊事場もぴかぴかで、お湯も出ました。
トイレも炊事場も数が多いため、いつ利用しても、他の人と鉢合わせすることが殆どなく、気持良く使えました。
キャンプ場の一番奥には遊具がある広場があり、その周りがぐるっとフリーサイト(80サイト)になっているので、ここだけは少し混んでいました。
他のサイトに比べると、車がぎっしりですが、首都圏のキャンプ場のフリーサイトはこんな感じが多いと思いますし、なんといっても、このフリーサイト、一泊1,600円なので、凄くお得だと思います。
その外には、ワンちゃん連れに嬉しい、ペット専用サイトなどもありました。
我が家のサイトを遠くから見た所。
(一番奥が我が家のサイト)
満サイトなのに、視界に近くのテントが入らないなんてこと、関東近郊では考えられません。
自然の宝庫でカブトムシもたくさん居ました
このエコキャンプみちのくは山奥にある湖畔のキャンプ場だけあって、カブトムシも沢山捕まえる事ができました!
2日間でオスとメス合わせて、7匹ほど捕まえたでしょうか。途中からは見つけても、もう捕まえなくてもいいかなとなった程でした。
また、夜間、取り急ぎエサと一緒にバケツに入れていたカブトムシが、蓋をずらして脱走し、翌朝になると、別のカブトムシがエサを食べに自分からバケツに来ていたのにも驚きました。
息子が捕まえた大きなオスだけ一匹持ち帰る事にしました。
一昨年、去年とキャンプ場でメスのカブトムシを捕まえましたが、オスのカブトムシは捕まえたことがなかったので、念願叶って良かったです!(しかも何匹も)
↓↓捕獲の様子はこちらからどうぞ↓↓
カブトムシ以外では、我が家のタープにセミの幼虫が2匹やって来て、羽化する様子を観察することが出来ました。
背中がぱかっと割れ
だんだん身体が出てきて、落っこちそうでしたが、
くいっと起き上がりました。
ランタンに照らされて、とても神秘的でした。
国営みちのく杜の湖畔公園も無料で利用できます
キャンプ場は『国営 みちのく杜の湖畔公園』の北地区にありますが、南地区、里山地区というのもあり、南地区には遊具が沢山あります。
公園内にあるキャンプ場というと、ちょっと歩くと行けるイメージですが、こちらは広大すぎて、遊具がある場所へは車じゃないと移動できません。
遊具のある南地区も入場料、駐車場代がかかりますが、公園に遊びに行く日は予め管理棟で許可証を貰っておくと、キャンプ場利用者は無料となります。
この公園も、キャンプ場に負けず劣らず桁違いの広さで、滞在中2日間とも利用しましたが、とても全ては遊びきれませんでした。
ひまわりがキレイに咲いていました。
みんな大好きなふわふわトランポリン。
普通見るのは、山は2つですが、なんと一周ぐるっと6,7個の山がありました。
こんなデカイふわふわトランポリンみたことありません!
このトランポリンだけでも大興奮で飛び跳ね続けていました。
こちらは、富士山樹空の森でお気に入りの、バランスボールのトランポリン。
こちらも、一周ぐるっと回ることができる巨大なトランポリンでした。
ローラー滑り台
アスレチック的な遊具
それにこんな楽しそうな自転車も無料で借りられます。
6歳以上はこちらのタイプ。
やっぱり、子供たちはキャンプでも、遊具で思いっきり遊べると楽しそうです。
キャンプ場に戻ってからも子供たちはハンモックで遊び続けていました。
子供たちだけで遊べる年齢になり、これは本当に買って良かった一品です。
秋保温泉の日帰り入浴とおはぎ
二日目にはキャンプ場から車で20分ほどの所にある温泉街、秋保(あきう)温泉の「市太郎の湯」で日帰り入浴を楽しみました。
※ 温泉を楽しみにしていた5歳の娘ですが、お湯の温度が高めで、残念ながら入れませんでした(悲)
この秋保温泉に来たのには、入浴の他にもう一つ理由がありまして・・・
それがこちら。「スーパーさいち」さんの手作りおはぎです。
なんと一列全部おはぎコーナーになっています。
このさいちのおはぎは、テレビや雑誌で何度も紹介され、多い日には1日で5000個も売り上げるという、大人気のおはぎです。
キャンプ場で食べるおやつ用にたくさん買って帰りました。
すごく美味しいおはぎでした!
サイト内で、手持ち花火も楽しみました。
観光の拠点としてもバッチリ!
今回のキャンプでは、贅沢な時間と共に、観光も兼ねて沢山のグルメ楽しむ事が出来ました。
松島では笹かまを焼いてみたり、
石巻では豪華な海鮮丼を食べたり
夜にはキャンプ場で、宮城の地酒「浦霞」も堪能しました。
今回は観光も兼ねていたので、キャンプ場で食事を作ることは敢えてしませんでしたが、観光&お手軽キャンプも良いですね。
美味しいグルメ、そして素晴らしいキャンプ場に出会えて、大満足な旅となりました。
キャンプ歴7年の長男に聞いても、関東近郊の数々の人気キャンプ場を退けて、歴代No.1のキャンプ場に輝いたそうです。
自宅からは片道400kmと、気軽に行くのは難しい距離ですが、、これはまた休みを取って、行くしかないですね!!