TREASURE CAMP ~トレジャーキャンプ~

神奈川在住のファミリーキャンパー。ちびっこ2人との外遊びの記録。

【山梨・甲府市】ドラム缶風呂と甲州地どりとぶどう狩り ~ 野趣溢れる『武田の杜 キャンプ場』

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2023年9月

 

山梨県甲府市にある、『武田の杜キャンプ場』へ行ってきました。


去年も同じ時期にぶどう狩りに来たのですが、日帰りだったので、今年はぶどう狩りとキャンプで山梨を満喫したいと思います^^

 

キャンプ当日~出発

キャンプ当日、午前中は子供の発表会があった為、出発が12時近くになってしまいました・・

休日の朝は高速の渋滞を避け、早朝に出発するようにしているのですが、逆にこれぐらい遅くなれば渋滞も落ち着いているのではないかと淡い期待を抱きつつ、スマホで渋滞情報をチェックすると、中央道は上野原辺りまで渋滞表示で真っ赤!!

やはり渋滞回避には早朝出発が必須ですね・・・

 

結局、圏央道→中央道で向かうと、渋滞70分の予測が出ていた為、今回は東名の御殿場ICで一度高速道路を降りて、富士五湖道路を通って中央道を目指す事にしました。

甲州地どり市場

キャンプ場に行く途中に、『甲州地どり市場』という、希少な『甲州地どり』のブランド鶏を買うことができる直売所がある事を知り、立ち寄ってみました。

普段自宅近くの鶏肉専門店で買う、同じ山梨県の鶏肉『信玄鶏』のモモ肉はグラム140円ぐらいなのですが、甲州地どりのモモ肉は、なんとグラム400円越え!?

鶏肉一枚1000円越えは怯みましたが、こちらの記事を読むと、甲州地どりは一般の鶏の2倍以上の120日間飼育、ふ化してから約45日以降は、太陽の元広いスペースで放し飼いにし、ストレスなく育てている、など、とても手間暇かけて育てられた鶏肉なので、価格も十分納得できます。

 

甲州地どり市場 加藤政彦さんのインタビュー

www.kofu-sangyo.jp

 

甲州地どりは、私が敬愛する『美味しんぼ』にも登場しているほどで、山岡さんが言うなら間違いなしです!

 

唐揚げも買ってみました。

 

甲州地どり市場からキャンプ場までは30分程。途中、ヘアピンカーブの連続やすれ違い困難な狭い道を通ります。

 

武田の杜キャンプ場

こちらがキャンプ場の受付があるサービスセンターです。森林セラピーの拠点ともなっているようで、とても立派な建物でした。


サービスセンターの目の前は景色が素晴らしく、眼下には甲府市街が一望でき、富士山やアルプスの山々も望めました。

 

武田の杜キャンプ場の料金

このキャンプ場料金が驚き価格で、
テントサイトは、なんと 小学生 50円、大人 220円
家族4人で1泊540円 なのです。

今回は、ログキャビンを利用したのですが、それでも
小学生 630円、大人 890円
家族4人で、1泊3,040円 でした。
ログキャビンなのに、普通のキャンプ場のオートサイトよりも安い価格にはびっくりしました。

更に、寝袋の下に敷く銀マット、毛布1人2枚分もこの料金の中に含まれていました。

 

今回は、別途ドラム缶風呂 550円(薪2束付き)を予約してみました。

広葉樹の立派な薪が2束も付いてこの値段。

 

また、受付時に、ヒル避けスプレー、ヒルが付いたときの撃退用のハッカスプレー、そしてマキロンや絆創膏一式を渡されました。

厚木、秦野、丹沢付近の山や公園に行くと、ヒル注意の看板や塩が置いてあったりしますが、このようなヒル対策セット一式を渡されたことは初めてです。
更に会う職員の方々皆さんから、特に雨上がりで湿っているので草むらには注意、靴下の上からでも吸われます、靴の中にも入り込みます、など言われかなりビビりましたが・・そのアドバイスのおかげで、ヒルノックをこまめに靴にスプレーするようにして、滞在中、ヒルに吸われることはありませんでした。

 

武田の杜キャンプ場 ログキャビン

このキャンプ場はオートキャンプではないので、荷物の積み下ろし以外は、車は離れた駐車場に止める必要があるのですが、この日は2組のみの宿泊だったため、ログキャビンの横に駐車して良いですよと言ってくださいました。(助かりました!)

こちらが、ログキャビン すぎ(5人用)


ログキャビンはとても立派な建物で、内部も広く、テーブル、椅子、そして冷蔵庫までありました。

また、テラスには専用の洗い場、作業台もあり、とても便利でした。

↓ こちらは、8人用の2階建てのログキャビンです。


5人用のログキャビンが2棟、8人用のログキャビンが1棟ありました。

こちらは、テントサイトです。(10サイト)

全てのサイトに、テーブルとイス、火気スペースがありました。
サイトはどこも少し傾斜があり、全体的に狭めでした。

 

ドラム缶風呂

子供達が楽しみにしていたドラム缶風呂を準備していきます。

私の実家は木工業を営んでいる為、余った材木の薪で風呂を沸かしていました。

私も小学生の頃から、他の家族が風呂に入るときは薪をくべていたので、薪で沸かす風呂はお手の物ではあるのですが、ドラム缶風呂は初めてなので、ワクワクします。

 

この大きなひしゃくはかき混ぜ用。


良い湯加減になってきました。


足台のすのこを入れて、

入ってみます。

水を追加して温度調整。


途中、娘が「イノシシ!」と言い、脇を見てみると、小さいウリボーがドラム缶のすぐそばまでやってきていました。

全く人間を警戒している様子はありませんでした。



近くにお母さんイノシシもいたかもしれません。

続いて長男が入ります。

いい湯だな~



子供達は交互に出たり入ったりを繰り返し、最後に私も入ってさっぱりしました!

※脱衣所などはないので、水着を着用した方が良いです。

 

甲州地どり

ドラム缶風呂に入り、18時半を過ぎたころには、すっかり日が暮れてきました。
いよいよ、甲州地どりを炭火でじっくり焼いていきます。


見た目がアレですが、、甲州地どりはしっかりと噛み応えがあり、炭火で焼いたので皮はパリパリでとても美味しかったです。




メスティンで『甲州地どり炊き込みご飯』も仕込みます。



もう一枚は、一口大にカットして、炭火で転がしながら焼いていきます。

ご飯も美味しく出来上がりました。



夜景

こちらのキャンプ場のトイレは、年期が入っていものの、内部はキレイに清掃されていたのですが、入口の網戸やトイレ内部に大きな虫や蜘蛛が居て、娘はなかなかトイレに入りたがりませんでした。
そこで、10分程離れた管理棟まで夜景を見ながら行ってみることにしたのですが、吸い込まれそうな程の暗い夜道でなかなかの恐怖でした。(←獣が…)

夜景は宝石のようにキレイに見えました。


サービスセンターには夜間も職員の方が常駐していて、21時までは入口の自動ドアも開閉するとのことでした。(一般の人は17時にサービスセンターに繋がる道を閉めるので入ってこれません)


サービスセンターからキャンプ場に続く道は、イノシシや群れをなしたシカがよく目撃されるので、夜間は車で往復した方が良いことと、ヒルには気を付けてくださいとのことでした。


翌朝

珍しく娘が早く起き、朝食を作ってくれました。

 

チェックアウトは10時ですが、ログキャビンだとテントの撤収もないので、早目にぶどう狩りへと行くことにしました。

山々がとても綺麗でした。

 


ぶどう狩りの様子はこちら

www.ark-treasure.com